空飛ぶタイヤ
- Day:2012.03.03 17:59
- Cat:音楽・小説の部屋
以前、WOWOWのドラマWシリーズで見たのですが、
個人的にかなり面白かったと言うのもあって、原作の本を買いました。
著:池井戸 潤

何年か前に実際に起こった、某・財閥系自動車会社の大型トラックの前輪が脱輪し母子が死傷した事故と、
その後のリコール隠しなどをベースとして書かれています。

WOWOWで放送した時に、この事故のことを覚えていたので興味深く視聴しました。
原作と比べると、登場人物の性別が変わっていたり、設定が若干違ったりもしますが、
骨子となる部分はほぼ原作に忠実に作られていると、本を読んで思いました。

またね。
主人公の赤松運送社長・赤松徳郎役に、仲村トオルさんがバッチリはまってまして。
宮さんこと、宮代役の大杉漣さんもいい味だしてましたし・・・
ポープ自動車の沢田役・田辺誠一さんも合ってました(2人とも男前だし~♪)。
今月またWOWOWで再放送されるので、忘れずに録画しなきゃ!
もちろんDVDにもなってますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。
全5話ですが、見応えバッチリです!!
そして、今、文庫待ちしているのが、同じ池井戸 潤氏の【下町ロケット】と言う本。
第145回(2011年上半期)直木三十五賞受賞作品(実は知らなかった…w)で、
こちらもWOWOWのドラマで知りました。

こちらも企業小説ですが、特許が絡んだロケット部品を巡って、
小さな町工場 VS 大企業の宇宙航空部がバトルを繰り広げる・・・感じ??

実は、こちらのドラマも録画はしたのですが・・・
同じく連続ドラマシリーズの『パンドラ 3』と一緒にダビングしてしまって、
現在、パンドラを見たい会社の先輩に貸し出し中。
そうそう。
この『パンドラ』シリーズも面白いドラマでした(そーいえば、パンドラ 1は同じ三上博史さん主演だったな…)。
WOWOWの連続ドラマシリーズは、最近のお気に入りで、
放送回数は少ないですが、民放と違ってテレビCMがないから1話の内容が濃くて長い。
しかも、ため撮りしても1シリーズが5話~8話なので、集中して見れるところが良いと思います。
さらに、有料放送のなせる技とでもいいましょうか…
前出の『空飛ぶタイヤ』の様な、スポンサーの都合上民放ではドラマ化が難しそうな番組も制作できますし、
視聴率を気にしなくていいので、俳優さんも実力派のベテラン俳優を使い、
重厚で味のあるドラマに仕上がってるのかな?と思います。
こんな番組ばかり見てるから、地上波から足が遠のくんですが…
でも面白いので、機会がありましたら是非ご覧になってみて下さ~~い。