ベランダ・スーちゃんの保護〜02

保護から3日経ちました。
薬の効果があり、目の周りはだいぶスッキリしてきました。
この他に、抗生物質を飲水に混ぜています。

*9月9日(土)
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ゲンタマイシン軟膏はたまたま家にあったもので、病院で処方されたものではありません。
目薬だけで乾燥を防ぐのが難しかったので軟膏を使ったのですが、
後日、軟膏が羽についてしまい保温に問題が出て来ました。


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ガビガビだった目の周りが柔らかくなり、状態が把握しやすくなりました。
8月23日の一時保護時には白濁していた眼球ですが、恐らく壊死してます。


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目から下、クチバシ横から耳の部分まで羽毛がありません。
骨が露出している様に見えたのですが、画像で確認すると薄い皮膚に覆われています。


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足は、壊死した部分は固いです。軟膏を塗ったので、羽がベトベトです(汗)


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病院で体重を計ったら14gでした。ちょっと軽いとのことなので、
シードの他にタンパク質の多い食事を用意しました。


*9月11日(月)
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皮膚の赤みが消え、少し落着いて来た感じがします。


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足の方も、壊死部分の拡大はなさそうに見えます。


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羽についた軟膏と汚れを落とすため、油汚染鳥と同じ要領でお風呂に入ってもらいました。
(油汚染水鳥救護技術講習会、受けておいて良かった…)
胸のボコッとなっているところは、首の骨です。


*9月12日(火)
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羽の保温能力は低下しますが、壊死した部分は硬化してるので目薬は弾いてしまいます。
まだ温かい時期だったし、やはり乾燥を防ぐには軟膏が有効かと・・・。


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上瞼は確認できますが、下瞼はなくなってる様です。
クチバシ横から新しい羽軸が数本生えてきてます。


*9月13日(水)
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病院にいって来ました。
糞検査の結果、コクシジウムは綺麗にいなくなっていました。
これで毎日、ケージを熱湯消毒しなくて良くなりました〜。

見易くなった目の周りを見て「ガイコツみたいだね?ホンマ良く生きてるな…」と仰るので
薄い皮膚はちゃんとある旨お伝えしました。
他の動物(カラスが何か)による怪我だと思われ、強膜(人でいう白目)が壊死しているので、
眼球はいずれ取れる…とのこと。
今無理をして取ってしまうと大量出血しそうなので、もう少し落着くまでま様子を見ましょう。
・・・と言うことになりました。

眼球が取れても大丈夫なのか聞いてみると、取った後骨が露出してなければ大丈夫らしいのですが
傷が良くならず骨が露出した状態だと、生き延びることは難しいそうです…。
この日も先生から「本当に放鳥するの?ちょっと無理じゃない?」と言われましたが
考えている方向性をお話し、もう少し経過を見てから決めたい旨お伝えしました。

どうか傷が上手く塞がり、少しでも良くなりますように。



03に続く。




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ベランダ・スーちゃんの保護〜01

9月6日、ベランダ・スーちゃんを保護しました。

野鳥に関しては基本「野のものは野に」と思っているので、
余程のことでない限り救護はしません。
ただし生命に危険がある状況で、人間(私)が第一発見者だった場合
救護(保護)し、治療・リハビリを行い野生に返します。
(人間が第一発見者でない場合、恐らく捕食されてますけど…でもそれが自然の摂理)

獣医師の中には、野生に返しても繁殖活動に参加出来ない場合安楽死…と言う方もいますが
私は救護した責任上終生飼養が望ましいと思っています。

今回のスーちゃんも、初めに見つけたのは8月20日でした。
※以降、スーちゃんの写真はちょっとショッキングなのでご注意を…


*8月20日(日)
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この時は、手摺でまったりしているスーちゃんがいる
・・・くらいにしか思っていませんでした。


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後でパソコンで画像を確認した時に、ちょっと左脚がおかしいかも?と気付きました。
まぁでも、外で元気にしてるし問題ないかな?とも思いました。


*8月23日(水)
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同じスーちゃんが来てベランダ・ダイニング(ち&キ達のおさがりケージ)に1羽でいたので
確かめてみるために捕獲してみたところ…
左目は受傷しているようで眼球が白濁し、よくよく見ると目の周りに小さな傷もあります。


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ちょっとこの左脚、どうなっているのか良く分りませんでした。


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何とかアップで撮影してみると…
小さな赤い傷がところどころあり、化膿して腫れているように見えます。


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右側は、すこぶる正常です。
尾羽も短くまだ馬蹄斑(クチバシの黄色い部分)があるので、巣立ち後の若鳥だと思われます。

暫くプラケースの外から観察し、体力もありそうだし、野鳥ということも考え
自然治癒することを願いつつ、この日はそのまま放鳥しました。

ところが・・・


*8月27日(日)
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また手摺でまったりしているスーちゃんがいる と思って双眼鏡で確認すると
あきらかに身体が左に傾き、翼が羽垂れしています。


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逆光なので判りにくかったのですが、望遠で写真を撮り画像を確認してみると
先日の怪我をしたスーちゃんと思われ、左目周辺も傷が悪化しているように見えます。


数日、このスーちゃんのことが気になっていました。
やはり野鳥、自然の摂理に従ってこのままそっとしておくべき…とか
怪我をしていると知っているのに放置するのはどうなのか…とか、色々悩みました。

結果、次に保護できる機会があれば保護することに決めました。
機会がこなければ…それはそれまで。


*9月6日(水)
画像はありませんが、この日の夕方保護しました。
しかも、何故か2羽。
どうやら友達若しくはペアになったらしく、2個いちで行動していたもので…
行きがかり上、同時に保護することになってしまいました。

本当はダメです!
健康なスーちゃんを保護する…それは誘拐・拉致です。
でも…ペアであるなら、怪我をしたスーちゃんの治療が終わるまで、
また、放鳥する時の事を考えると、色々な面で一緒にいてもらった方が良いと判断しました。


この日は、かかりつけの動物病院が休診日のため別室に隔離し休んでもらいました。


*9月7日(木)
夕方病院に行きました。
受付で経緯を説明し、行政に提出する野鳥保護の報告書に記入提出しました。
*一応2羽保護してる旨伝えました。もし行政から何か言われたら…ま、その時は、
 民間資格だけど「大阪府野生動物リハビリテーター」の資格があると言って何とかしよう…


ち&キ達かかりつけ病院は「野鳥救護ドクター」の登録をしているので
スーちゃんをそのまま預ければ無料で治療してくれるのですが
ペアの子が家にいるし経過を見守りたかったので、自費で治療することにしました。

スーちゃんを見た先生が最初に言った言葉は「この状態でよく生きてるな」。
治療中「怪我が良くなったら放鳥する予定」と伝えたところ、
「えぇ〜〜?放鳥するの?(すぐ捕食されて)生きてけないよ?」と言われました…。

この言葉で一気に気持ちが揺らぎ、翌週まで悩むことになりました。

悩みながら自分の中で方向性を決めました。
治療を進めつつ都度先生に確認を取り、万に1つでも野生復帰できる可能性が出て来たなら放鳥。
野生復帰が無理と先生が判断した場合には、怪我をしたスーちゃんは自宅で終生飼養。
ペアのスーちゃんは、無理と判断された時点で速やかに放鳥。
(まぁ、その後も揺らぎまくりでしたが…)

検査では糞からコクシジウムが出たくらいで、口腔内はキレイでした。
羽毛も特に大きな問題はなく「野鳥のわりにキレイだね」とのこと。
*コクシジウムは糞にオーシスト(胞子みたいなもん)が排出され、他の動物に経口感染する場合があります。
 駆虫するまでは毎日のケージ消毒及び糞の掃除、他の動物からの隔離が必要です。



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左目は、周り全体が乾燥し固くなっているため、どうなっているのか良く分らない状態。
綿棒で触ると、全体が一塊になって剥離しそうなので、
暫くは目薬(ゲンタロール点眼液)で様子を見ることになりました。


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脚の指は黒く硬化し壊死しており、いずれ脱落するとのこと。
なるべく乾燥させないように…と言われたので、手持ち薬(ゲンタマイシン軟膏)を塗りました。

できれば壊死が中趾(第3趾)だけで済みますように…



02に続く。
*深夜に書いているので誤字・脱字があったらすみません…



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