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芸術の秋 その1

過ごしやすい気候になって来ました。
三連休に合わせたかの様に体調も良くなったので(笑)
かねてから訪館したいと思っていた【松柏美術館】に行ってきました。

10/4から11/27まで【上村松篁展~鶴に挑む~】と言う、没後10年の特別展が開催されてまして。
しかも昨日は、松篁画伯のご子息で同じ花鳥画家で館長でもあられる、
上村淳之氏によるギャラリートークが開催されるとのことで、この機会を逃す手はないかと。

美術館は奈良にあるのですが、各駅停車で行くと16駅42分。
でも急行では、2駅20分で行けてしまいました(更にバスに乗って5分ほどかかりますが)
意外と近場です

あたりは閑静な住宅街。
道路に面した門から母屋が見えないお宅も沢山ございまして、芦屋か箕面を彷彿とさせます。
バスを降りて歩くこと3分、橋を渡った右手に美術館が見えてきました。

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松伯美術館は、上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と、近畿日本鉄道株式会社からの基金出捐により
1994年3月に開館したそうで、故・近鉄名誉会長の佐伯勇氏の旧邸敷地内に建ってます。

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正門から小径を経て美術館の入り口に着きました。
砂色のレンガとガラスで建てられた瀟洒な建物で、館内は白が基調のモダンな印象です。

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ガラス張りのエントランス(逆光で、しかも葉っぱが邪魔だ…)
エントランス上部はドーム型になっており、明るく開放感があります。

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建物の中は、地下1階・地上2階建て(資料室等はのぞく)になっており、
受付から左回り順路の回廊形式になっており、地下1階に売店がありました。


淳之先生のギャラリートークは、しょっぱなからインパクトがありました。
なにせ開口一番「飼っている鶴が一羽逃げ出しまして、警察に通報してきました」でして(爆)

館内撮影禁止のため、流石に写真は撮れなかったのですが、
御歳78才とは思えないくらいお若く、そして良い意味で、隣のおじいちゃん的な印象のお方でした。
淳之先生は現在奈良にお住まいなのですが、敷地内(10000坪?!)に禽舎を建て、
現在は1500羽くらいの鳥を飼っていらっしゃるとか…。

お父上の松篁画伯と鶴の絵には、とても深く長いお話しがあるそうで、
鶴は生涯のモチーフとして取り組んだ作品だそうです。

淳之先生のご自宅には、天然記念物に指定されているタンチョウ、ナベヅル、マナヅルや、
クロヅル、カンムリヅルも飼育されており、鶴だけで30羽を超えているそうです。
これらの鳥達は、国から許可を得て飼育・繁殖しているそうで、
淳之先生のもう一つのお顔は、(財)日本鳥類保護連盟 奈良研究所の所長さんでいらっしゃいます。

トークは、生前のお父上との思い出、鶴やその他の鳥とのふれあいや逸話、
また、展示されている鶴の絵や晩年のお話を、面白可笑しく、時にはしんみりと話され、
最後は質疑応答で終了しました。

日本画のことは全く不案内ですけど、お話を聞いていると、本当に鳥がお好きなんだな…と実感でき、
勢い、鳥談義でもしちゃおうかしら?と思えるくらいの雰囲気でしたが(そのくらい気さくなお人柄でした)
流石に、初めてお会いしたのに、、、松篁画伯の絵を知ったのもカレンダーのお陰だし、、、
美術に造詣が深い訳ではなく、ただの鳥バカなのでご遠慮しました(苦笑)

いつか先生のお宅で、鶴や他の鳥達と触れ合えたらいいな~ と、思いながら帰途につきました。
(ご自宅は、Google Map でも検索できちゃうので場所は知っているw)


帰り道。池に架かる橋から撮った水鳥。
コンパクトな方のデジカメを持参したので、7倍ズームが限界でした。

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橋の下からジャバジャバと音がしたので何事かと思ったら…飛び立とうとして加速中でした。

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こちらは、プカプカ浮いてお休み中のカモ系??


とても貴重な体験と、充実した午後を過ごすことができた秋の一日でした。
次の記事では、買って来たハガキなどのご紹介を






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